日本語の「アジ」は味が良いことに由来するといわれる。
「魚」に「参」と書く漢字が当てられるが、この由来は諸説あり、「ソウ(魚偏に「喿」)」の字の写し間違いであるとする説、「おいしくて参ってしまう」の意であるとする説、最も美味の季節が旧暦の3月に当たるので旁に数字の「参」が使われたとする説などがある。

日本ではマアジが重要な食用魚となっており、様々な加工品や料理が作られる。
日本の朝食にはアジの干物がつき物であるように、食生活に古くから深い関わりがある。

その他にもムロアジは鯵節やくさやの原料となるし、関東地方以南の南日本ではカイワリやギンガメアジ等扁平な体型をしたアジ類を「ヒラアジ」「メッキ」等と称して煮魚やから揚げ等の総菜に用いている。またマアジの居付き型やシマアジは高級食材として利用される。

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